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失敗する店の3つの特徴

失敗する店の3つの特徴

これから開業して夢に見た自分のお店を出したい!そう思っている方の中にはこんな不安を抱いている方はいないでしょうか?

「お客さん本当に来店してくれるかな?」

「もし来なかったら・・・」

開業資金として数百万の投資をする人がほとんどですからそう考えるのも無理ありません。

開業してから2年以内に閉店する割合が6割と言われることもある飲食店。なぜ閉店する店が多いのか?それを知るにはどうしたらいいのでしょう?

それは、失敗した店の共通点を知ることです。

失敗する店の特徴は3つあります。

①集客が出来ていない

②資金繰りの見通しの甘さ

③人材の確保・育成不足

実は、失敗する理由には集客だけではない理由もあることに気づきます。簡単に言うと、お店は集客、資金繰り、人材の3つの要素を意識して経営しなければいけないのです。それでは、一つずつ詳しく見ていきます。

①集客が出来ていない

飲食店は新規参入が非常に多いため他店との競争がかなり激しい業界です。ただ単に自分の美味しい料理を出しただけでは通用しません。その前に競合店との差別化、独自のポジションを見つけることが必要不可欠です。それがないと、たちまちあなたのお店はどこにでもある特徴のない目立たないお店となり、価格競争に巻き込まれて収益も減り閉店へと余儀なく追い込まれていくのは目に見えています。

差別化についてもっと詳しく知りたい方は下の記事もご覧ください。

そうならない為にもマーケティングリサーチが大事です。

「その料理は本当にお客さんに受け入れられるのか?」

「ライバル店でとっくに同じような商品が出ていないか?」

「競合店の価格は?接客は?内装は?」

「あなたの店にしかできないことは?」

このリサーチが甘いがために、開業前の事業計画の段階からすでに競合店に負けることが明らかなまま出店して失敗してしまう人が非常に多いのです。

ある意味、開業前の準備の良し悪しで8割成功できるかすでに決まっていると思ってください。

②資金繰りの見通しの甘さ

開業前にかかる費用には、物件を借りるときに必要な保証金や礼金、仲介手数料、前家賃、内装工事費用などがあります。

また開業後も、銀行への返済、家賃、人件費、仕入、水道光熱費、広告費、通信費、など店を運営していくために必要な資金があります。これらの経費は、売上がたとえ予想より低くても継続的に発生します。

Aさんは開業資金も貯まり、物件の保証金や家賃の相場もリサーチして内装工事の見積も取り、予備資金も準備しました。しかし、いざ物件を探してみるとなかなか希望通りにはいきません。

結局、「予備資金もあるし大丈夫だろう。」ということで、想定していた物件より広めの物件に決めました。

そうしたところ、いざオープンして数か月してみるとだんだん資金に余裕がなくなり閉店に追い込まれました。

こういった失敗は資金繰りの甘さが原因です。どんぶり勘定ではいけないのです。

一般に店舗が広くなると、物件の家賃や保証金も高くなります。しかし、それだけではなく、店が広い分、内装工事費やテーブル、イスなどの備品代、電気代、スタッフの数も増えて人件費なども増えていきます。その結果、毎月の運転資金が増えてしまいます。

このように、開業前に想定していた予算範囲を超えて契約する場合は、

「これくらいなら大丈夫だろう」という感覚ではなく、シミュレーションをして開業後もどれほど資金が残るのか検討することをおすすめします。

③人材の確保・育成不足

「なかなか人が集まらない」

「すぐに辞めてしまう」

「思い通りに動いてくれない」

「出勤するはずのスタッフが来ない」

あなたは、こんなことを感じたり、悩んだりしたことはありませんか?

今まさにこう感じたり悩んだりしてることが将来自分の店でも起きる可能性があるのです。

この記事を読んでくださっている方の中には、飲食店で働きながら開業を夢見て毎日現場で働いている方もいらっしゃると思います。飲食店は店舗を構えるビジネスである以上、そこで働くスタッフが必要不可欠です。しかし、スタッフの確保、育成は非常に大変です。

とは言え、優秀な人材の確保・育成が出来なければ、料理の質、接客の質は落ちていき、やがてお客様も離れていくことでしょう。

失敗しないお店になるには優秀な人材の確保・育成は避けてとおれないのです。

まとめ

今回は失敗する店の3つの特徴を見てきました。

失敗する店を知るには、失敗した店の共通点を知ること。その特徴は、

①集客が出来ていない

②資金繰りの見通しの甘さ

③人材の確保・育成の不足

でした。つまり、失敗しないためには集客、資金繰り、人材の3つの要素を意識して経営することが大事になってきます。開業前そして開業後もこの3つの特徴を意識して、ぜひ成功するお店になってください。